私は、刑事物・警察物や2時間サスペンスなんかが好きでよく観ます。
今、放送されているので言えば、『遺留捜査』・『おみやさん』・『BOSS』は欠かさず観てます。
そういうドラマに付き物といえば、やはり殺人事件なんですが、
ドラマの中の出来事とはいえ、被害者の方はお気の毒だなあと思います。
でも、数多くのドラマを観ていると、中にはそりゃあお前が悪いだろうっていう被害者もいます。
そんな間抜けな被害者を紹介します。
ある2人が共謀して、殺人を犯します。そのうちの1人が罪の意識にさいなまれ、
自首をすると言い出します。
当然、もう1人の方は自首されては困るので、会って話をしようと呼び出します。
ある部屋で呼び出した方が、紅茶を用意し、差し出します。
自首すると言い出した方は、ただならぬ雰囲気を察知し、もしかして紅茶に毒が仕込んであるかもと、
出された紅茶を、『毒でも入ってたら大変だからね。』と言いながら、
出してくれた人の目の前で、差し出されたカップと相手のカップを入れ替えました。
が、紅茶を出した方は、それを見越して予め自分のカップの方に毒を入れてあったのです。
あえなく、自首志願の犯人は死んでしまったのですが、そこで疑問。
なんで、そこまで警戒しといてわざわざ紅茶を飲んだんでしょう。
よっぽどノドが渇いてたのか、はたまた紅茶が大好きだったのか。
いずれにせよ、その紅茶をどうしても飲まなければいけないっていう
状況ではなかったと思います。
私だったら、カップを入れ替える程警戒してたら、わざわざ飲みませんよ。
だって、飲まないのが一番安全だもん。
こうして、第二の事件が起きたわけですけど、この被害者(元々は加害者だけど)はある意味
自殺に近い感じがしました。
まあフィクションなんで、あーだこーだいってもしょうがないのですが、ただ感心するのは、
よくもまあ、こういうストーリーを考えつくよなあって思います。
アリバイ工作や殺人の手口等、言い方悪いけど、犯罪のセンスも兼ね備えてるような気もします。
私は、そういうドラマを観て楽しむセンスしかないので犯罪には縁がありませんが、
ただ、事情聴取でアリバイを聴かれてみたいという、憧れがあります。
勿論、自分が犯人ではない事が前提ですが。