2012年10月24日

: ツナグ


今読んでる本は、最近映画化もされた『ツナグ』。

話題になってるのと、奥さんも読みたいっていうんで、選びました。

まだ読んでる途中なんで、本の感想はまだ言えないとこなんですが、

作中に出てくる、『ツナグ』のシステムをもし実際に体験できたとしたらって考える。

そのシステムとは、簡単に言うと死んだ人に会えるって事。

ただ条件があって、死んだ人と会えるのは1度だけ。

必ず、生きてる人からの依頼を受ける形で、死んでる人からは依頼はできない。

会いたいと依頼しても、死んでる人が拒めば、会う事はできない。

死んでる人も、生きてる人の会う事ができるのは1回だけ。

だから、1度誰かと会ってしまえば、その後誰から依頼を受けようが、会えない。

基本待つ事しかできないし、希望の人からの依頼があるとは限らない。

会える時間は1晩。

どうやら、満月の日が1番長く会う時間がとれるらしい。

費用は一切かからず、最後に感想だけ聞かれる。

もし、実際にこういう体験ができるとしたら。

私はまだ、死んでる誰かに会いたいって事は思ってない。

これから先、そう思える人が出てくるかもしれない。

でも、基本的にそこまでして会おうとは思わない。

いずれ自分も死ぬんだから。

確かに、死んでからまた会える保障はないけど、それでもやっぱり、『ツナグ』を利用するつもりはない。

生と死

相反するものの様に感じるけど、私はそうは思わない。

生の後に死がある。生があるから死がある。生と死は繋がってる。

誰もが、必ず両方を体験する。

死への恐怖感は死んだらどうなるか?

あの世はどんなとこか?

知らないから、分かんないから不安やら恐怖が襲う。

生きてたって、例えば初めてバイトを始めるとか、

新しい職場に行くとか、環境の変化がもたらす不安感ってものがあると思う。

でも、以外と行ってみたらなんて事なかった事あると思うんです。

きっと、あの世って呼ばれてるとこもそういうとこだと思うんです。

先ほども言ったとおり、死んでる人で会いたいって思う人はいません。

ただ、人ではないけど今まで飼ってきた犬たちと会いたいとは思う。

でも、今会わなくてもきっと自分が死ねば、必ずまた会えるって思う。

だから、私は『ツナグ』を利用しなくてもいいと思ってる。

必ずまた会える。


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